I can go the distance

看護学生が座位睡眠しながら書いてます

ケープコッドの消防署は何を意味しているのか

 

 

東京ディズニーシーアメリカンウォーターフロントにはニューイングランドの漁村をイメージしたケープコッドというエリアがあります。

 

ここにあるレストラン、「ケープコッドクックオフ」の向かって左側は消防署になっています。

 

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あらゆるものに意味を込めるイマジニアのことですから、消防署の存在にも何か意味がありそうです。今回はこれについて話して行きましょう。

 

 

過去の記事で(↓)解説した通り、ニューイングランドは、「新大陸」を目指してきたヨーロッパからの移民の玄関口でした。

 

 

 

19世紀、アイルランドではジャガイモの大規模な不作により、人々の生活が困窮したこと

(ジャガイモ飢饉)をきっかけにアメリカへの移民が増加しました。

 

17世紀から北アメリカには移民が来ていたので、19世紀に移民してきたアイルランド系の人々にはより危険な仕事しかつけないことが多かったそうです。それが消防士をはじめ、警官や軍人などの命がけの仕事だったのです。

 

現在でもアメリカの消防隊にアイルランドアメリカ人が多いのはこのような理由があります。『バックドラフト』という消防隊を描いた映画では、なくなった隊員の葬儀でバグパイプバグパイプを吹くシーンがあります。

 

また、ミッキーマウスのコミックにはオハラ署長という警察官のキャラクターが出てきますが、オハラはアイルランド系の名前なので、彼がアイルランド系であることを示しています。

 

 

 

ケープコッドはケープコッドジャンボリーナイトなどでもわかる通り、アイルランドの文化が色濃く残った村ですが、消防署の存在もそれに関係したものだったんですね。

 

 

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〈参考文献〉

別冊宝島 異人たちのハリウッド(1991年,宝島社)

好きな気持ちは消させない

 

大好きな電気グルーヴのメンバー、ピエール瀧さんが逮捕されました。コカインの使用で犯罪者になりました。心の中で何かがポッキリと折れてこの先も治りそうにありません。

 

メモとして今の気持ちをここに書こうと思います。

 

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【#カンベアドベント】カントリーベアジャンボリーの文化誌

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Howdy folks!ジャンクションです。
本日はユーキャンさんの企画「カンベアドベント」に便乗し記事を公開させていただきます。今回は簡潔にまとめたので、だいぶ堅いお話となりますがお手柔らかにクション!

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映画で映画を深めよう 『アベンジャーズ』編

 

映画で映画を深めよう。今回は『アベンジャーズ』を深める映画を紹介します。

 

その映画は『七人の侍』です。

 

 

七人の侍』は、黒澤明監督の時代劇です。慎ましく暮らす農民の村が、野武士というアウトローたちに食料や金を略奪され苦しんでいましたが、一念発起してリーダーである島田官兵衛を筆頭に侍たちを集め、野武士たちに反撃します。この映画は「侍集め」「戦闘準備」「戦闘」の三部構成で作られています。この筋書きは『バグズライフ』『ローグ・ワン』など、たくさんの映画に影響を与えています。とくに『荒野の7人』『宇宙の七人』など、七人で脅威と戦う映画を、映画評論家の町山智弘さんは「七人もの」というジャンルで捉えています。

 

 

アベンジャーズ』もおそらく「七人もの」映画の1つです。アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ハルク、ソー、ブラック・ウィドウ、ホークアイ、そして指揮官のニック・フューリーを含めた七人が、宇宙からの襲来者から地球を救います。

 

 

七人の侍』では、野武士の襲撃直前に、百姓たちが落ち武者狩りをしていたことが明らかになります。つまり、侍たちはこれから助けようとしている百姓たちに同胞を殺されていたということです。これに対して侍たちの結束は乱れてしまいます。しかし、野武士たちについに襲撃されたとき、侍の一人が殺されたことで侍たちは結束を取り戻し、一丸となって反撃に向かいます。『アベンジャーズ』では、トニー・スタークがウザすぎるせいでアベンジャーズがバラバラになってしまいましたが、フィル・コールソンがロキに殺されたことで、結束力を取り戻します。この辺もきっと『アベンジャーズ』が影響を受けたポイントです。

 

 

七人の侍を結集し指揮を執るのは島田官兵衛ですが、アベンジャーズを結集し指揮を執るのはニック・フューリーです。『荒野の七人』のユル・ブリンナーもそうでしたが、「七人もの」のリーダー格キャラはハゲが目印になることがあります。「人生経験」と「髪の少なさ」は比例しがちですもんね。だから島田官兵衛もニック・フューリーもハゲなんです(多分)

 

 

 

ということで今回は『アベンジャーズ』を深める映画『七人の侍』を紹介しました。

 

映画を映画で深めよう 『インクレディブル・ハルク』編

映画を映画で深めよう 。今回は『インクレディブル・ハルク』を深める映画を紹介します。
その映画はデビッド・フィンチャー監督の『ファイトクラブ』です。


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インクレディブル・ハルク』でハルクを演じたエドワード・ノートンはこの映画の主演を務めています。エドワード・ノートンが主演に抜擢されたきっかけは、きっと『ファイトクラブ』にあります。





【この先ネタバレあり】
ファイトクラブを観てからご覧下さい









@therealstanlee HULK SMASH! 56 years ago this month a gray Hulk debuted in his own book, The Incredible Hulk #1. (Due to a shading inconsistency in printing the first issue, Hulk became his now-iconic green in The Incredible Hulk #2.) Among Stan’s influences in creating the character were Frankenstein and Dr. Jekyll and Mr. Hyde. #hulk #hulksmash


ハルクを生んだスタン・リーは、「ジキルとハイド」「フランケンシュタイン」をヒントにこのキャラクターが作られたと語っています(インスタアカウントの中の人は本人ではありませんが)


ファイトクラブ』も「ジキルとハイド」のように、エドワード・ノートン演じる「僕」に、暴力的な思想の持ち主であるタイラー・ダーデンの人格が生まれてしまい、二重人格になってしまう話でした。


制御できないもう一人の自分の存在は、ブルース・バナーとハルクの関係と重なります。もう1人の自分を制御しようと苦悩するお演技が買われ、エドワード・ノートンインクレディブル・ハルクの主役に選ばれたのかもしれませんね。だから、ノートン降板させられてしまったのは、ちょっと残念だったと思います。エドワード・ノートンVS(アンソニー・ホプキンス似の)トム・ヒドルストンで『レッドドラゴン』ネタとか見たかったよね。


ということで、今回はインクレディブル・ハルクを深める映画、『ファイトクラブ』を紹介しました。

映画で映画を深めよう 『マイティ・ソー』編


映画で映画を深めよう。今回は『マイティ・ソー』を深める映画を紹介します。


その映画は『羊たちの沈黙』です。

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羊たちの沈黙』はFBI訓練生の女性と、天才精神科医でド変態サイコパスハンニバル・レクター博士が手を組み、連続殺人事件を解決する話です。


ハンニバル・レクターは、巧みな話術で人を洗脳してしまう頭脳があります。そして彼は何を考えているのか全く予想できないトリックスターとして描かれています(トリックでは済まないレベルの悪事を働きます)


マイティ・ソー』にも巧みな話術を操る、ロキというトリックスターが出てきました。このロキというキャラクターは、きっとハンニバル・レクターを下敷きに描かれていると思います。



アベンジャーズ 』では、透明な檻を隔ててロキとブラックウィドウが会話するシーンがあります。このシーンでは、ロキがブラックウィドウの過去を掘り起こして、精神的ダメージを与える(実際は失敗している)シーンがありました。それを踏まえて『羊たちの沈黙』のワンシーンをご覧下さい。



このシーンでは、ハンニバル・レクターがFBI訓練生のクラリスの素性を見透かして、精神的ダメージを与えています。これは先述の『アベンジャーズ 』のシーンとそっくりですね。


ハンニバルとロキの顔は瓜二つですし、髪の長さは違いますが、ぺったんこにしたオールバックの感じなど、見た目まで似せられているようです。ロキ役のトム・ヒドルストンは『マイティ・ソー』のオーディションのとき、監督から直々に「君にロキ役を任せる」と言われたと語っています。これはきっとハンニバル・レクターに似た容姿を見込んだオファーだったのだろうと思います。



そして、ハンニバル・レクターを演じたアンソニー・ホプキンスは、『マイティ・ソー』でロキの父であるオーディンを演じています。これは決定的な証拠に思えるのですが、いかがでしょうか。



ということで、今回は『羊たちの沈黙』を観て『マイティ・ソー』を深めよう、という話でした。

映画を映画で深めよう 『アイアンマン』『キャプテン・アメリカ』編

 

映画を映画で深めよう。今回は『アイアンマン』『キャプテン・アメリカ』を深める映画を紹介します。

 

一本目は『アビエイター』です。

 

アビエイター プレミアム・エディション [DVD]

 

アビエイター』は実在の実業家で映画監督、ハワード・ヒューズの伝記映画です。ハワード・ヒューズは父から大企業と莫大な財産を受け継ぎ、航空機会社を設立しました。また、周囲に道楽と言われながらも大予算の映画を自ら撮影し、たくさんの女性と浮名を流すプレイボーイでもあります。しかし、幼少期の体験や事故によって、病的なまでに潔癖症が増強されてしまいます。また、彼の会社も経営不振に陥り、彼の精神は崩壊してしまいます。そんな地を這うような地獄の中で大逆転を起こす、という映画です。

 

 

このハワード・ヒューズは映画『アイアンマン』におけるトニー・スタークのモデルの一人としてあげられています。

 

 

 

アビエイター』を観れば、トニースタークが父親から莫大な資産と会社を引き継いだ稀代の御曹司で、神経質なところがあり、重度のプレイボーイで、自分の理想を追い求めた男である理由がきっと分かります。

 

 

 

また、もう一本ハワード・ヒューズが登場する映画があります。それはディズニー映画『ロケッティア』です。

 

ロケッティア [DVD]

 

ロケッティアは1930年を舞台にジェットパックを装着したへっぽこヒーローがナチスの手先をぶっ飛ばす映画です。この映画の中では、ハワード・ヒューズはジェットパックの開発者として登場します。ヘルメットをつけた空飛ぶヒーローとハワード・ヒューズが登場しているところが『アイアンマン』と繋がるポイントですね。

 

そして『ロケッティア』の監督は、後に『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』を監督するジョー・ジョンストンです。もしかしたら、第二次世界大戦前の世界で暗躍するナチスをぶっ飛ばす『ロケッティア』での腕がマーベルに見込まれて『キャプテン・アメリカ』の監督に選ばれたのかもしれませんね。

 

 

ということで、『アビエイター』『ロケッティア』を観れば『アイアンマン』『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』を深められるかもしれない話でした。