はじめに
クレカを落とすという大失態を犯しはしたものの、ついにディズニーランドに着いたジャンクション。今回は宿のチョイスミスで酷い目に遭います!お楽しみに!
パークの醍醐味 ホテル徘徊
ついにディズニーランドまでやってきました!しかしクレカ紛失事件直後の今から入園するのは良くないと思いました。きちんと態勢を整えてから行くのがファンとして大切だと思うのです。
よってこの日はディズニーランドホテルを徘徊する不審者になることにしました。
このロゴ!胸が高鳴る!
エントランスはホーンテッドマンション50周年記念の装飾がされていました!ホンテファンにはたまりません!
こちらの絵はJames Gilleardさんのホーンテッドマンション絵本をほぼ実寸大で再現したものです。素晴らしい!
パンツのおっちゃんもいます!
このエンドレスホールウェイの絵なんですが、
いろんな遊び方ができます!早くもホンテに入った気分です!(足が短いことは指摘しないでください)(写真は翌日撮ったものです)
みてください!ハーブライマンが描いた初期構想図(のレプリカ)です!10分くらいガン見しました!
ディズニーランドはたくさんの人々の思い出が詰まった場所だと教えてくれる展示です。
歴史が長いぶん、老朽化も進んでいます。
この写真の後ろに写っているソファーは、先ほどクレカを落としたことに気づき、また後に悲劇が起こってしまったスポットです。ジャンクションの聖地巡礼の際は僕の気持ちになって絶望的な気分で座ってみてくださいね。
本日のホテル探索はここまで!
ホテルからモーテルへ
寝不足のためかひどい頭痛がしたので宿まで移動することにします!
ディズニーランドホテルの前を通る道はマジックウェイという素敵な名前です。
しばしアメリカンな風景をお楽しみください。
ディズニーランドができる前、アナハイムは広大なオレンジ畑とクルミ畑が広がっていだそうです。先ほどの道はWalnut Street(クルミ通り)という名前でしたが、その名の通りリスの餌がたくさんあるのかもしれません。歩いていると普通にリスが横切ったりしましたよ!
遠すぎるモーテル
今回宿泊するRainbow Innは住所こそアナハイムなものの、ディズニーランドホテルからは4.6マイル(7.4キロ)の場所にあります。は?
とりあえずバスに乗れば2ドルでモーテルまで行けるんですが、Googleマップがポンコツなせいか、僕がポンコツなせいか、時間通りに待っていても早出していて乗れなかったりするんです。次のバスは30分後だったりするんです!
バスが10分早出したせいで6キロ歩くことになったジャンクション、歩きながらヒッチハイクを試みるも失敗。そしてジャンクションをさらなる悲劇が襲う!#ジャンクションファーフロムホーム
— ジャンクション (@Junction_1031) 2019年9月14日
Uberという配車アプリを使う手もあったんですが、15ドルかかるのは嫌なので断固としてバスで移動しようと思っていました。
頭が悪いので徒歩でモーテルまで向かってみることにします。(この間、ずっとデカいスーツケースを転がしています)
と、そのとき!
スケボー少年が背後からジャンクションに激突!
— ジャンクション (@Junction_1031) 2019年9月14日
少年「ノープロブレム」
なんでやねん!#ジャンクションファーフロムホーム
スケボー少年にひき逃げされました!アメリカの洗礼を受けたのです!ノープロブレムじゃねぇ!
↑犯人
足を挫きました!もうめちゃくちゃです!
やけ食いしてやる!
念願のアメリカンダイナー!
ホテルから2.5キロ歩いたところで見つけたアメリカンダイナー、GoldenWest Dinnerで食事をとります!
午後3時半ごろなので店内はガラガラです。夜に来た方が雰囲気があって良かったかもしれませんね。さて、エプロンを着けたパツキンのウェイターさんに注文です!
「ビッグハンバーガープリーズ!」
憧れのアメリカンダイナーへきたよ!疲れた体にルートビア!アメリカンサイズの洗礼を受けた!最高!!!#ジャンクションファーフロムホーム pic.twitter.com/n3cPNXxtp6
— ジャンクション (@Junction_1031) 2019年9月14日
沖縄で出会ってから大好きなルートビア!アメリカンサイズですね!ハンバーガーも顔面くらいあります!最高!
料理がデカすぎるのでドギーバックというお持ち帰り用の箱をもらっていきました。
どっぷりアメリカに浸かって気持ちよく店内を後にしようとすると、店員の顔が曇ってるので何だろうと思っていたらチップを払い忘れていました。危ないところでした。海外旅行あるあるですね。
バスに乗る!
ダイナーを後にしてバス停でひと休みです。
ベンチに座っていると太ももの裏に鋭い痛みが!なんと体表が赤いアリに噛まれてしまったのです!ヒアリ?!
びっくりしましたが、痛みはすぐに引いたのでよかったです。(のちにヒアリではないことが判明しました)
ベンチの下を見るとアリの大群が!歩いているとどうってことはないんですが、立ち止まっているとアリが登ってくるんですよ。みなさん気をつけてくださいね。
そうこうしているとバスが到着しました。
バスの中で携帯をいじっていると隣の席の青年が「その充電器貸してくれない?」と声を掛けてきました。腕に刺青がビッシリで正直ビビりました。
しかし充電器を貸してあげたら気さくに話しかけてくれました。彼は日本文化が大好きで、腕にも「愛、忍耐」という刺青を入れていました。深い...
なんと僕は彼にとって初めての日本人の友達だったそうです。"You made my day!"(君のおかげでいい日になったよ)と言ってもらい、本当に嬉しかったです!
彼が降りる前に記念写真を撮りました。旅は一期一会、お互いの行く先に幸あれ!素敵な思い出ができました!
モーテルに到着
バスから降りて間も無く、Rainbow Innに到着です。
溢れ出る場末感。
フロントでチェックインを済ませます!出発前に作ったカードが無ければチェックインできなかったので本当に助かりました。
プールがあったので入ってみることにしました!部屋に荷物をほったらかして水着に着替えます!
5秒で足をつりました。上がります。
足を引きずりながら部屋へ戻りました。
地獄のモーテル
なんかそれまで気づかなかったんですが、部屋の臭いがヤバいんですよ。おしっこ臭いというか、おなら臭いというか、とにかく気持ち悪い臭いです。部屋中にファブリーズを撒いて消臭しました。
それ以前に空気が重い。どんよりしてるんです。気持ち悪い。自分以外の何者かがいるような気がしました。
そして足のつりが治らないので風呂で温めようと思ったら栓がないんですよ。タオルを詰めてお湯を貯めました。
そしてシャワーヘッドがあるべき場所にポッカリと穴が開いていて、そこからお湯がボトボト流れ落ちるんですね。頭から浴びようとしたら滝行みたいになります。
なにこれ。やばくない?と思いつつ疲れ切った身体をお湯に委ねました。『サイコ』のバスルームを思い出しました。
ジャージに着替えて部屋を探索します。
テレビの下にあるタンスはボコボコです。シロアリがかじったみたいなカスが大量に落ちていて引き出すたびに白い粉が舞いました。一番下の引き出しに至っては取っ手がないので開きません。あきまへん。
同じ絵が2枚飾ってあります。こわい、こわすぎる。僕の目には『シャイニング』の双子のように写りました。
そして極め付けはこちら。
ベッドの下から出てきた#ジャンクションファーフロムホーム pic.twitter.com/n4JdhlFKww
— ジャンクション (@Junction_1031) 2019年9月15日
マリファナのマークが印刷された謎の書類です。手錠が外れてます!明らかに触れてはいけないものなのですぐにベッドの下に戻しました。そうです。この部屋の臭いはマリファナの臭いだったのです!!!
帰国してから気づいたのですが、なんとこの部屋はかつてSWAT部隊が奇襲をかけ、違法薬物を押収した部屋だったのです!ひぃぃ!
ドアが割れてるんですけど!完全に『シャイニング』の世界です!
あの部屋のただならぬ雰囲気、やはり僕の気のせいではなかったようです。くわばらくわばら....。
しかしこのときの僕はそんなことを知る由もなく、気絶したように眠りに落ちたのでした....おやすみなさい....
今日はここまで!
【教訓】
・普通にUber使おう
・チップは忘れないようにしよう
・アリに噛まれないようにしよう
・バスの治安は悪くないです
・安いという条件で宿を選ぶのはやめておこう
・近くのホテルに泊まろう
・無理して泳ぐと足つるよ