はじめに
ディズニーランドのオールタイムベストアトラクション、ディズニーランド鉄道に乗りました。途中から自分でも何を書いてるのかわからなくなりました!
鉄道とは!
僕には大好きなおばあちゃんがいて、よく会いに行っては昔話を聞いています。ばあちゃんは栃木の自然に囲まれた村で育ち、15歳で東京に出てきました。それまで見たこともなかった鉄道で村から都会へ、オリンピックを前に高度成長期を迎えた東京の姿は衝撃的だったそうです。それはこれまでの人生でも非常に印象的な出来事だったといいます。鉄道は人々の人生の節目を彩るものだと僕は思います。
ウォルトと鉄道
ウォルトの人生にも鉄道は大きな影響を与えました。シカゴに生まれ、眩しい少年期をマーセリンで、辛い日々をカンザスシティで過ごし、無一文で夢だけ持ってロサンゼルスへ飛び出しました。彼の人生の転換点にはいつも鉄道がありました。
そんなウォルトにとって、鉄道は趣味を超えた領域にまで大きなものになったそうです。ディズニースタジオの社員たちにストライキを起こされて神経症に陥ったウォルトを救ったのは鉄道への情熱でした。アニメーターのウォード・キンボールさんとシカゴ鉄道博覧会に向かう途中、サンタフェ鉄道の社長E.P.リプリーさんの計らいで機関室に入れてもらい、子どものように大はしゃぎしたそうです。シカゴの鉄道博覧会でも天にも昇る心地で遊んで、「人生でも一番楽しかった」と妻のリリアンさんに言いました。
僕も小さい頃に親にお願いして鉄道博物館に連れて行ってもらい、機関車トーマスのおもちゃを集め、富士急のトーマスランドで狂喜乱舞していました。だからウォルトの気持ちがすっごくわかるんです!たぶん!
話は戻って、シカゴ鉄道博覧会の体験が決定的にウォルトの鉄道熱に火をつけて、自宅の庭にキャロルウッドパシフィック鉄道という1/8スケールの機関車を作ってしまいました!この機関車には妻の名前からリリーベル号という名前をつけました。
それだけではありません。なんと彼はバーバンクのディズニースタジオ近くに土地を購入し、鉄道をメインにした公園ミッキーマウスパークを建設しようと考えました。この鉄道はグリフィスパークという公園まで伸ばそうと考えていたそうです。しかし、土地の購入は却下されてしまいました。
が、そこはさすがウォルト、諦めません!代わりにアナハイムの広大なオレンジ畑の土地を購入してしまったのです!盛り上がってまいりました!
ウォルトは兄のロイはじめ周りの人々の反対を押し切って一大テーマパークを作ることに決めたのです!その名もディズニーランド!鉄道がなければこの場所はあり得なかったんです!
何が言いたいかと言うと、ディズニーランド鉄道こそディズニーランドの原点にして頂点!ホンテやカンベアも最っ高だけど、ディズニーのオールタイムベストのアトラクション、それはディズニーランド鉄道だと思いませんか!
ということでウォルトの人生を体現したアトラクション、ディズニーランド鉄道に乗ってきました、の話です(前置きなげぇ!)
駅舎がたまらん!
見てくださいこの素敵なロゴ!フォントがいい!メインストリートの駅舎に入ります!
見てくださいこの精巧な模型!おいくらですか...!
後生じゃけぇ、見てつかあさい!この展示がウォルトと鉄道の深い関係を賛美しています!
ALL ABOARD!!
ではいよいよ鉄道に乗る時です!
まずはディズニーランド鉄道から!#ジャンクションファーフロムホーム pic.twitter.com/RAHkBJnbpb
— ジャンクション (@Junction_1031) 2019年9月15日
またまたCKホリデー号の登場です!CKホリデー号はディズニーランド鉄道の蒸気機関車第1号なので、これが世界のディズニーパークにある機関車のオリジナルなんですって!しかし座席はウエスタンリバー鉄道とは違い、横向きになっています。
"ALL ABOARD!!!"というお馴染みの掛け声で機関車は走り始めました!ここからは景色を見るのに集中しすぎてて写真をあまり撮ってません。
はじめはアドベンチャーランドの森の中を抜けていき、、
クレオールホテルが見えてきました!あっという間にニューオリンズスクウェアです!
ニューオリンズスクウェアの駅ではモールス信号の音が聞こえますが、これはウォルトのディズニーランド開園宣言を訳したものらしいです!
よく見るとしっかり電信送信機が置いてありますね!
運転士のおじちゃんは楽しそうに仕事をしています。さすが夢の国!
また機関車は走り始めました!今度はおどろおどろしい雰囲気のホーンテッドマンションです!
はぁー!!!😃😃😃
ホーンテッドマンションの裏の洞窟はちょっと赤や青に彩られていて不思議な雰囲気です!この裏にホーンテッドマンションのストレッチングルーム、エレベーターがあるんですね。
そしてこのあと旧ベアカントリー、現クリッターカントリーに突入します。スプラッシュマウンテンのラストシーンも一瞬見えたりして!
そしてきましたフロンティアランド!スターウォーズエリア開発のための大改修を経て景観が非常に良くなりました!アメリカ川の美しい景色!
かっこいい...! みたくえ、おあしん!
そして前回のリニューアルから追加されたネイティブアメリカンのシャーマン(祈祷師)!これが超かっこいい!雨乞いの儀式をしているんですって!
このあとはしばらく山道が見え、トンネルを抜けた先にトゥーンタウン駅があります。ファンタジーランドから目と鼻の先です。
イッツアスモールワールドの裏を通ります。キャストさんの謎のサービス精神なのか、裏側の骨組みには松ぼっくりがたくさん置いてあります。面白い!
トピアリーとマッターホルンのコラボを見られるのもディズニーランド鉄道に乗った人だけです
程なくして「アグリフューチャー」の看板が見えます。映画『ナイトミュージアム3』にも出てきた「アメリカンゴシック」の絵が未来風にアレンジされています。科学技術と結合した未来の農業を描いているんですね。
この辺りから音楽が"There is a great big beautiful tomorrow"に切り替わります。トゥモローランドを代表する名曲です!
オートピアのアシモが手を振ってくれます!乗っているみんなも手を振り返しているのが素敵でした!
トゥモローランドステーションで止まったあと、機関車はトンネルに入りグランドキャニオンの壮大な景色が見えます。写真はないので想像を膨らませてください。
晴れた空が急に曇ると、目の前に雷が落ちます!また雨が上がり虹が出て美しい夕焼けのなかビッグホーンシープがこちらを見つめてきます。だいたい伝わったでしょうか。
そのあとは恐竜の世界に入ります。もともとニューヨーク世界博の「フォードマジックスカイウェイ」の原始世界を移設したものです。
ここで聴こえてくる音楽がすごいんです!バーナード・ハーマンが作曲した『SF巨大生物の島(原題 Mysterious Island)』のテーマ曲なんですよ!ひっくり返りそうになりました!世の中は知らないことだらけですね!
楽しい時間はあっという間、20分ほどでメインストリートステーションに戻ってきました。いや〜!最高!
読んでてもよくわかんなかった方はこちらの動画をどうぞ!
ほんと、始めに乗って大正解でした。夢心地です。しかしまだ1日は始まったばかりです!こんなペースでやっていきます!
今回はここまで!
〜この記事は連載です〜