はじめに
久しぶりの更新でございます。「自分のペースで書いていいんだよ」という言葉に甘えまくってたら1ヶ月放置してしまいました。すみません...!
惑星バトゥーから無事ディズニーランドに再突入したジャンクション、今回はファンタジーランドへと向かいます!
ディテールに感動
ギャラクシーズエッジにあるアトラクション「ミレニアムファルコン:スマグラーズラン」の待ち時間が100分くらいだったので後回しにすることにして、ファンタジーランドへと向かいます!(旅行のときって待ち時間にやたらシビアになりますよね!)
ファンタジーランドに向かう途中で見つけた馬車です。この馬車はすごく楽しみにしていたものなんです!
"Wilderness Expedition and Delivery"、略してWEDです。WEDとはウォルトの本名Walter Elias Disneyの頭文字を拾ったものであり、ウォルトがディズニーランドを作るために1人で起こした会社(現在のウォルトディズニーイマジニアリング)の名前でもあります。
駅馬車強盗に襲われたのか、ギターだけが中に残されています。
そして荷物の届け先はJason Chanderです。この名前、実はビッグサンダーマウンテンの近くに建設される予定だったエリア"Discovery Bay"の登場人物の名前なんです!遊び心がすごい!
Jason Chanderについてはアクセルさんのサイトをご覧くださいね!
ファンタジーランドはいいよな(いいよなおじさん)
ディズニーは映画の世界と現実の境目をなくすため、沢山の技術を開発してきました。アニメーションに奥行きを持たせるために多重構造の「マルチプレーンカメラ」を開発し、映画『ファンタジア』では「ファンタサウンド」という立体音響システムを作りました。こうした新たな表現で、より没入感のある世界を作り上げました。
しかし、スクリーンやテレビの画面では、どうしても観客との間に隔たりが生じます。ウォルトがディズニーランドを作った目的は、映画の世界の中へ人々を連れ出す、というところにありました。遊園地のアトラクションにストーリーを付加するのではなく、映画の世界を遊園地というフォーマットで実体化した、というところがすごいんですね!それがテーマパークと言われる所以なのです!(だからパークと映画に境目はないという考え方は大切にしていきたかったりします!)
オープニングから今日まで、ファンタジーランドにあるアトラクションの多くは、映画をテーマにしたアトラクションとなっています。映画制作会社としての情熱がこのファンタジーランドに込められているんですね。
そして、ウォルトの想像力を育んだマーセリンの街並みが伸びる先に、ディズニー映画の想像力を賛美するファンタジーランドがある、というのが胸アツすぎますよね!
ということでファンタジーランドを散策します!(前置きなげぇ!)
念願のカルーセル
僕がファンタジーランドに行ったら最初に乗ろうと思っていたアトラクションがありました。それはキングアーサーのカルーセルです!これは最高映画『王様の剣』の数少ないアトラクションだったりするんです...!
そんな僕を迎えてくれたのはパーリーバンドでした!パーリーバンドはパリピなわけじゃなくて、ロンドンのパーリーキング/クイーンという文化にヒントを得て生まれたものです。彼らは貝殻(pearl)のボタンが付いた衣装を着てチャリティー活動を行なっています。
映画『メリーポピンズ』の「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」をバックで演奏しているのもパーリーキング/クイーンなんですよ!
そして!キングアーサーのカルーセルは僕の大好きな『ウォルト・ディズニーの約束』でトム・ハンクスもといウォルトがトラヴァース夫人と楽しんだアトラクションでもあります。乗ったときはもう感無量でした!
『メリーポピンズ』50周年のときにジュリーアンドリュースに捧げられた白馬もちゃんと見つけました!ジュリー・アンドリュースはミュージカル『キャメロット』でアーサー王の妻グィネヴィアを演じたことがあるという運命的な繋がりもあるので、僕の中ではこれは『王様の剣』のアトラクションであり、『メリーポピンズ』のアトラクションでもあるような気がしています!
このアトラクションについて語りたいことはたくさんあるんですが、それはまた後ほど書きますね!
ひとりスタンディングオベーションでました!
さて、次に向かったのは「トード氏のワイルドライド」です。これは本当に伝説のアトラクションなんですよ...!!! 数少ない開園時から存在したダークライドなんです!僕はこのアトラクションのネタバレを回避しながら生きてきました。その努力がここに報われるのです!
これは『イカボードとトード氏』のトード氏の話を基にした唯一のアトラクションです。建物の見た目はテューダー朝のトードホールを再現したものです。
見た目からして格式高い...!
内装も素敵なんですよ!(写真は夜に撮ったものです)
サイコスマイルがいい!
内容はどうだったかというと、わけわかりませんでした!わけわからんけどよかった!ストーリーが唐突すぎるんですね!
というのも、このアトラクションを作ったケン・アンダーソンさんは映画をアトラクションにしようにもいいアイデアが浮かばず、「トード氏の運転が荒すぎて地獄送りにされる」というストーリーに作り変えてしまったからなんですね。見たことないドラゴンとかも出てきてマジでビックリしました。
無謀な地獄旅行をするトード氏は、まるで自分を見るかのようで運命的なものを感じてしまいました。今思えば、これは数日後に体験する悪魔的な体験の暗示だったのかもしれません....!
今回はここまで!